シドニーオリンピック秘話

シドニーって南半球なんで季節が逆なんだよね、日本なんかと。

通常オリンピックの開会式って9月15日ぐらいなんですよ。
それが私たちの時は、四季が逆なんで9月になっちゃうと寒くなっちゃうんだよね。

オーストラリアって春がないって言われているの。
だから夏秋、冬が長くて、初夏ってなっちゃうんですよね。
でも私たちが出たときって、日中20℃くらいあるんですよ、温度が。

でも朝晩は7度ぐらいしかないの。
だから通常オリンピックってジャージって一着しかもらえないんですよ。
兼用のジャージ全種目共通みたいな。
それプラス、各競技毎のジャージみたいのがあるんだけど、私たちの時、夏ジャージ冬ジャージっていうのがあって。
これは一緒かな?式典用と、開会式みたいなそうゆう系のやつと、合計4着あるんですよ。

行きかえりは冬ジャージ。
でも日中暑いから半袖・ハーフパンツみたいな。
でも帰る時の夜になると気温が下がるから、また冬ジャージみたいな。
そんな感じで開会式も8月14日とか15日とかで、通常のオリンピックよりかは早かったってゆうね。

選手村って一つの街みたいになっているんですよ。
それがオリンピックが終わると、一つの住宅地見たいになるの。
シドニーはそうだったよ、だから路線バスも通ってたし、バスターミナルもあったし、その選手村の中に24時間営業のマクドナルドと、24時間営業の食堂と、ゲームセンターまであったの。

で、娯楽施設みたいなのも結構あるんですよ。
シドニーの場合は選手村の両サイドに食堂があった。
こっちは24時間で、こっちは朝昼晩、何時で終わりみたいな感じで。
だからみんな24時間の方に行くみたいな。

そこに行くまでに一つの街だから時間が掛かるんで、いつもバスを利用して、食堂で降りて、という感じで食べたりするんだけど、その国々で食べちゃいけないものもあるんで、豚肉食べちゃいけないとか、牛肉だったりがあるんで、各国の宗教ごとの食事は全部用意されているんですよ。

その中で週に一日だけ日本の日というのがあって、週替わりメニューみたいな、そうゆう食べるものの規制のある国はいつも置いてある、でも何でも食べれますよよという国は、週によってその国の味を出すって日があるんですよ。

なんだと思いますか?日本の日。

「カレーライス」なんですよ。
本当日本の日はどろっとしたやつ。インドのカレー見たいなサラッとしたやつじゃなくて、本当にドロッとしたカレーライスが出てくるんですよ。

二週間滞在したから、二回食べたけど。
選手って、前半組と後半組があって、入れ替わりになるんですよ。
だから二週ともカレーだったんです。ドロッとしたカレー。
だから家庭で食べる味。

でもそれも食べつつ、変な話中に行けば中華料理とかさ、何でもあるから、バイキングなの。
気になれば食べてたら正直太っちゃって。

練習も体育館が時間で区切られてて、一時間ぐらいしかないんですよ。
正直ね、予選の時より7キロ太っちゃった。
予選で各国を周っていたころは、やべー食べるもの本当カップラーメンしかないよっていう感じとか、ホットドックだけとかさ、日本の大会って遅くても7時ぐらいには終わるんですよ。

でも海外の大会って、観客を入れる為に夕方からしか始まらなくって、混戦しちゃうとね、11時ぐらいなんですよ、夜の。
11時に試合終わってご飯食べに行っても、街がやってないの。
でホテルのごはんっていってもほとんどなくて。
だからね、米持っていった事ありますよ。米とかレトルトのごはんとか、インスタントラーメンとか。
で海外の電気に合わせるようなこうゆうのがあるんで、スーツケースにこうゆうのを入れて、部屋で調理、でご飯も炊けるのがあるんで、ご飯も炊いて、いつも味噌と梅干は持ち歩く。
あと醤油、そんな感じでね海外は転戦してましたけど、やっぱりね面白かった!

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